【障害年金・労務相談】悩み深いターゲットに響く「共感型LP」の作り方

「障害年金の申請代行を扱っているが、ホームページからの問い合わせがなかなか面談につながらない」

「未払い残業や不当解雇の相談ページを作ったものの、電話が鳴らない。困っている人は多いはずなのに」

BtoC(個人)向けの業務、特に障害年金や深刻な労務トラブルを扱う社労士の先生から、このようなご相談をよくいただきます。

Web集客がうまくいかない原因を探るため、先生のサイトを拝見すると、ある共通点が見つかることがあります。それは、ページの内容が「法律的・事務的に正しすぎる」ことです。

「受給要件は以下の通りです」「着手金は〇〇円、成功報酬は〇〇%です」

確かに情報は正確です。しかし、精神的に追い詰められ、藁にもすがる思いでスマホを握りしめている依頼者にとって、その無機質な情報は「冷たい壁」のように感じられてしまいます。

深い悩みを抱えるターゲットが必要としているのは、機能的な説明ではなく、「この先生なら私の苦しみを分かってくれる」という「共感」です。

本記事では、障害年金や労務相談といったセンシティブな分野において、依頼者の心を開き、相談予約へと導くための「共感型ランディングページ(LP)」の作り方について解説します。

深刻な悩みを抱えるユーザーが「この先生なら」と選ぶ瞬間

企業相手(BtoB)のビジネスであれば、「実績」「スピード」「価格」といった合理的な指標が選定基準になります。しかし、個人(BtoC)、それも人生を左右するような悩みを抱えた人が相手の場合、選定基準はガラリと変わります。

彼らが求めているのは、優秀な法律家である以前に、「自分の味方になってくれる人間」です。

検索画面の向こう側にいるユーザーは、孤独です。「会社と戦うのが怖い」「病気のことを誰にも理解してもらえない」「将来どうなるか不安で眠れない」。そんな感情の渦中にいます。

この心理状態を理解せず、上から目線で法律論を振りかざすサイトは、一瞬で閉じられます。逆に、自分の気持ちを代弁し、寄り添ってくれるサイトに出会った瞬間、ユーザーは「ここに電話してみよう」と決断します。これが「共感型LP」の正体です。

法律用語を並べるな!ターゲットの「痛み」に寄り添うライティング

共感を生むための第一歩は、言葉選び(ライティング)を変えることです。専門家である先生にとって当たり前の「法律用語」は、一般の人にとっては難解な外国語と同じです。そればかりか、冷徹な印象を与えてしまいます。

例えば、障害年金のLPでよく見る表現と、共感を生む表現を比較してみましょう。

【一般的なNG例:機能的アプローチ】

障害年金の受給要件

  • 初診日要件:初診日において国民年金または厚生年金の被保険者であること。
  • 保険料納付要件:初診日の前日において、保険料納付済期間が3分の2以上あること。
  • 障害認定日要件:障害認定日において政令で定める障害の状態にあること。

これは正しい記述ですが、読んだ人の心は動きません。「自分は該当するのだろうか?」と不安になるだけです。

【共感型OK例:感情的アプローチ】

こんな不安を抱えていませんか?

  • 「うつ病で仕事が手につかず、収入が途絶えてしまった…」
  • 「昔のカルテが見つからず、初診日が証明できないと言われた」
  • 「役所に相談に行ったけれど、説明が難しくて諦めてしまった」

ご安心ください。あなたが悪いわけではありません。
複雑な手続きは、専門家である私たちがすべて引き受けます。

いかがでしょうか。後者は、ユーザーが実際に感じている「痛み」や「状況」を言語化しています。「そう、まさに私のことだ!」と思ってもらうこと。これがマーケティングにおける「共感」の入り口です。

LPの冒頭では、法律の話を一切する必要はありません。まずは「あなたの辛さはよく分かります」というメッセージを投げかけ、心の距離を縮めることに全力を注いでください。

プロフィール写真と「先生の想い」が成約の8割を決める

BtoCのLPにおいて、最も見られているコンテンツはどこだと思いますか?
料金表でも、事務所のアクセスでもありません。「代表プロフィール(先生の人柄)」です。

依頼者は、自分のプライベートな病状や、職場の恥ずかしいトラブルをすべてさらけ出す必要があります。「この人に話して大丈夫だろうか?」「怖くないだろうか?」「馬鹿にされないだろうか?」という不安を常に持っています。

それなのに、LPに掲載されている写真が「腕組みをして睨みつけているような写真」や「無表情で証明写真のような顔」だったらどうでしょう。「怖そうだからやめておこう」と、指一本でスクロールされて終わりです。

共感型LPでは、以下の要素を必ず盛り込みます。

  • 安心感のある写真:威厳はいりません。柔らかい表情、相談者と同じ目線の高さ、傾聴している姿などの写真を掲載します。服装も、カチカチの黒スーツより、少し明るめの色やノーネクタイの方が好まれる場合もあります(ターゲットによります)。
  • ストーリー(想い):なぜこの仕事をしているのか、その「原体験」を語ります。「身内が障害年金の手続きで苦労した経験がある」「自身もハラスメントで退職した過去がある」といったエピソードは、最強の武器になります。

「私もあなたと同じ痛みを経験しました。だからこそ、あなたの力になりたいのです」

このメッセージが伝わった時、価格競争など関係なく、「先生にお願いしたい」という指名買いが起こります。LPというデジタルの画面越しに、体温を伝える工夫が必要です。

離脱を防ぎ、相談予約へ導くストーリー展開

共感を得て「この人なら信頼できそうだ」と思ってもらえたら、次は具体的なアクション(相談予約)へと導く構成が必要です。

ここで役立つのが、ダイレクトレスポンスマーケティングの鉄則である「PASONA(パソナ)の法則」です。これを社労士の共感型LPに応用することで、スムーズなストーリー展開を作ることができます。

PASONAの法則を応用した社労士LPの構成案

PASONAの法則とは、以下の6つのステップでユーザーの行動を促すフレームワークです。旧来の「Agitation(煽り)」ではなく、近年主流の「Affinity(親近感)」を用いたモデルで構成します。

  1. Problem(問題提起):
    「病気やケガで働けなくなり、将来の生活に不安を感じていませんか?」
    ターゲットの悩みを明確にします。
  2. Affinity(親近感・共感):
    「実は、当事務所に相談に来られる9割の方が、同じ悩みを抱えていました。手続きが複雑で、体調が悪い中では無理もありません」
    煽るのではなく、寄り添い、孤独感を解消させます。
  3. Solution(解決策):
    「障害年金という制度を活用すれば、年間〇〇万円の受給が可能になるかもしれません。経済的な不安を解消し、治療に専念できる環境を作りましょう」
    商品(代行サービス)ではなく、得られる未来(ベネフィット)を提示します。
  4. Offer(提案):
    「当事務所の『障害年金フルサポートプラン』なら、着手金0円、完全成果報酬でリスクなく申請できます。診断書の内容チェックから申立書の作成まで、すべて代行します」
    具体的なサービス内容と、依頼するメリットを伝えます。
  5. Narrowing Down(絞り込み・緊急性):
    「一人ひとり丁寧に対応するため、毎月5名様限定とさせていただいております。また、申請が遅れると受給額が減る可能性があります」
    今すぐ申し込むべき理由を提示します。
  6. Action(行動):
    「まずは無料の受給判定へ。お電話またはLINEでお気軽にご連絡ください」
    迷わせないように、大きく目立つボタンを配置します。

この流れに沿ってLPを構成することで、ユーザーは自分の悩みが理解され、解決策が提示され、最後に背中を押されるという体験をすることになります。単なる情報の羅列では、このドラマチックな感情の動きは作れません。

お客様の声(感謝の手紙)を最強の武器にする方法

共感型LPにおいて、プロフィールの次に重要なコンテンツが「お客様の声」です。特にBtoC分野では、過去の依頼者の声が、未来の依頼者にとって最大の安心材料になります。

ただし、Webサイトによくある「テキストだけの感想」では、効果は半減します。「30代男性:とても親切でした」といった文字だけの情報は、「事務所側が適当に書いたのではないか(サクラではないか)」と疑われる可能性があるからです。

最強の武器となるのは、「手書きの手紙(アンケート)の画像」です。

「先生のおかげで、生きる希望が湧きました」
「最初は不安でしたが、先生の優しい言葉に救われました」

震える文字で書かれた感謝の手紙、便箋にびっしりと綴られた想い。これらをスキャンして画像として掲載します(もちろん、個人情報はマスキングします)。手書き文字が持つリアリティは、どんなに美しいコピーライティングよりも雄弁に真実を語ります。

実績として「受給決定率98%」といった数字を出すことも大切ですが、それ以上に「こんなに感謝されている先生なら間違いない」という感情的なエビデンス(証拠)を提示することが、問い合わせへの最後の一押しとなります。

「心」を動かすLP制作はプロにお任せください

ここまで、BtoC向けの共感型LPの重要性と作り方について解説してきました。

  • 機能ではなく感情に訴えるライティング
  • 人柄と想いが伝わるプロフィール
  • 読者を主人公にするストーリー構成
  • リアルな感謝の声による信頼の補完

これらは、一般的なホームページ制作とは異なるスキルセットが必要です。デザインが綺麗であれば良いわけではありません。ターゲットの心の痛みを理解し、それを癒やす言葉と構成を紡ぎ出す「編集力」と「心理学的な知見」が求められます。

もし先生が、「困っている個人の方をもっと救いたいのに、Webからの反応がない」とお悩みであれば、一度LPの作り方を見直すべきタイミングかもしれません。

株式会社HRSは、社労士事務所専門のWeb制作会社として、多くの「共感型LP」を手掛けてきました。
障害年金や労務トラブルといったセンシティブな分野において、どのように表現すればユーザーの警戒心を解き、信頼を獲得できるか。その豊富なノウハウと成功事例を持っています。

先生が持つ「熱い想い」や「優しさ」を、Web上で正しく翻訳し、それを必要としている人に届けるお手伝いをさせてください。

悩める個人を救う「共感型LP」を作りませんか?

「実績はあるのに、なぜか問い合わせが来ない」
「自分の想いを、もっとターゲットに響く形で伝えたい」

そんな先生へ。HRSなら、社労士業界への深い理解に基づき、依頼者の心を動かすランディングページを制作できます。
ただの集客ツールではなく、先生と依頼者の信頼の架け橋となるページをご提案します。

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「今のサイトがターゲットに合っているか診断してほしい」「具体的な制作事例が見たい」という場合も、お気軽にお問い合わせください。

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