【助成金集客】問い合わせが止まらない「強いLP」の構成要素とは

「助成金のリスティング広告を出しているが、クリックされるだけで問い合わせが来ない」

「無資格の助成金コンサルティング会社が派手な広告を出しており、真っ当な社労士事務所が埋もれてしまっている」

雇用調整助成金の特例措置以降、企業の助成金に対する関心は爆発的に高まりました。それに伴い、Web集客に参入する社労士事務所も急増し、現在、Web上の広告枠はかつてないほどの激戦区となっています。

このような状況下で、漫然と「助成金申請代行します」という看板を掲げただけのページにアクセスを集めても、成果には結びつきません。経営者は数多くの選択肢の中から、一瞬で「ここに頼みたい」と思える相手を探しているからです。

選ばれるために必要なのは、経営者の切実なニーズ(金銭的メリット)と不安(怪しい業者への警戒心)の両方にアプローチできる、戦略的に設計された「強いランディングページ(LP)」です。

本記事では、社労士事務所のドル箱商品である「助成金」に特化し、問い合わせを量産し続けるLPの構成要素と、成約率(CVR)を高めるための具体的なコンテンツ設計について深掘りして解説します。

助成金申請の依頼獲得は「スピード」と「安心感」が命

助成金を探している経営者の心理状態は、他の労務相談(就業規則作成や人事評価など)とは明らかに異なります。彼らを動かしているのは、「もらえるお金はしっかりもらいたい」という利益への欲求と、「面倒な手続きはしたくない」「期限に間に合わせたい」という焦りです。

この心理に応えるため、助成金特化型のLPにおいて最も重視すべきは、結論を急ぐユーザーに見せる「スピード」と、昨今横行する不正受給勧誘と一線を画す「安心感」の2点です。

経営者が一番知りたい「うちは貰えるの?」に即答する構成

Webサイトを訪れた経営者が最初に抱く疑問は、「この事務所が優秀かどうか」ではありません。「自分の会社は助成金の対象になるのか?」「いくら貰えるのか?」という、自分事のメリットです。

そのため、LPの冒頭(ファーストビュー)で、事務所の理念や所長の挨拶を長々と語るのは悪手です。ユーザーは「知りたい情報がない」と判断し、数秒で離脱してしまいます。

【効果的なファーストビューの要素】

  • キャッチコピー:「御社も受給対象かもしれません。まずは無料診断で確認を」と可能性を示唆する。
  • 具体的な数字:「受給実績〇〇万円」「平均受給額〇〇万円」など、メリットを可視化する。
  • ターゲットの明示:「建設業の社長様へ」「従業員10名以下の企業様限定」など、誰に向けたサービスかを宣言する。

このように、ページを開いた瞬間に「自分のためのページだ」と認識させ、「もらえる可能性があるなら詳しく知りたい」と思わせることが、滞在時間を伸ばす第一歩です。

さらに、ページ上部には「対象となる主な助成金リスト」や「簡単な受給要件チェックリスト(例:雇用保険に加入しているか、過去半年以内に解雇がないか)」を配置します。専門用語を使わず、Yes/Noで判断できるレベルまで噛み砕いて提示することで、ユーザーは自己診断を行い、「これならウチも当てはまる!」という確信を持って読み進めてくれます。

怪しい業者が多い中で「社労士事務所」の信頼性をどう見せるか

助成金市場の拡大に伴い、「着手金無料」「100%受給」などを謳う無資格のコンサルティング会社や、悪質なブローカーが暗躍しています。経営者の中には、こうした業者からの営業電話にうんざりしていたり、「不正受給に巻き込まれるのではないか」という強い警戒心を持っていたりする人が少なくありません。

だからこそ、真っ当な社労士事務所にとって、この「警戒心」は逆にチャンスとなります。「私たちは怪しい業者とは違います」ということをLP内で明確に示すだけで、強力な差別化要因になるからです。

【信頼性を担保するコンテンツ】

  • 国家資格の強調:「社会保険労務士」という名称だけでなく、所長の顔写真、氏名、登録番号をハッキリと掲載します。実在する人物が責任を持って担当するという事実は、何よりの安心材料です。
  • 事務所の所在地と外観:レンタルオフィスやバーチャルオフィスではなく、実体のある事務所であることを写真付きで紹介します。
  • リスクの説明:「条件を満たさない場合は受給できません」「不正受給は絶対に許容しません」といった、耳の痛いことも正直に書きます。甘い言葉ばかり並べる業者との対比効果で、プロとしての誠実さが伝わります。

また、申請代行だけでなく、「受給後の労務環境整備までサポートする」という姿勢を見せることも有効です。単なる「お金配り」の代行屋ではなく、「会社を良くするためのパートナー」としての立ち位置を確立することで、その後の顧問契約への移行率も高まります。

成約率を高めるLPのコンテンツ設計

ユーザーに興味を持たせ、信頼を獲得したとしても、最後の「問い合わせ」ボタンを押してもらえなければ意味がありません。Webマーケティングの世界では、この問い合わせに至る確率(コンバージョン率:CVR)を0.1%でも高めるために、緻密な設計が行われます。

ここでは、見込み客の背中を押し、アクションを起こさせるための具体的なテクニックをご紹介します。

無料診断・無料相談へのハードルを下げるオファーの作り方

多くの事務所が、LPのゴール(CTA:Call To Action)を「お問い合わせ」や「無料相談」に設定しています。しかし、経営者にとって、いきなり「相談」をするのは心理的ハードルが高いものです。

「電話したら強引に営業されるのではないか」「まだ頼むと決めたわけではないのに、時間を取らせては申し訳ない」といった心理的ブレーキが働くからです。

そこで有効なのが、相談の手前にある**「マイクロコンバージョン(小さな成果地点)」**を用意することです。

【ハードルを下げるオファーの例】

  • 「60秒で完了!助成金受給額・無料診断」: 相談ではなく「診断」という言葉を使うことで、ゲーム感覚で申し込みやすくなります。フォームの入力項目も最小限(業種、人数、連絡先など)に抑えます。
  • 「最新助成金ガイドブック・無料プレゼント」: 資料請求という形であれば、電話で話す必要がないため、さらにハードルが下がります。資料送付後にメール等で追客(ナーチャリング)を行います。
  • 「LINEでサクッと質問」: メールフォームよりも手軽なLINE公式アカウントへの誘導は、特に若手経営者層に有効です。

重要なのは、ユーザーに「今すぐ申し込まないと損だ」と思わせる理由付けです。「毎月先着5社限定」「今月末までのキャンペーン」といった限定性を設けることで、先送りを防ぎ、その場でのアクションを促します。

ボタンの文言(マイクロコピー)一つでも反応率は変わります。「送信する」や「申し込む」といった事務的な言葉ではなく、「無料で診断結果を受け取る」「助成金の対象か確認する」といった、ユーザーが得られるベネフィット(利益)を記載しましょう。

成功事例(受給実績)の効果的な見せ方と法律上の注意点

LPにおいて「お客様の声」や「受給事例」は最強の説得材料です。しかし、社労士事務所がこれらを掲載する際には、マーケティング的な効果と、法律(社労士法や景品表示法)の遵守というバランス感覚が求められます。

まず、効果的な見せ方についてです。単に「建設業A社:受給できました」と書くだけでは不十分です。ユーザーは自分と似た境遇の成功例を探しています。

  • Before(課題):「コロナ禍で休業を余儀なくされ、従業員の給与支払いに困っていた」
  • Action(対策):「先生に相談し、雇用調整助成金の特例と、教育訓練によるキャリアアップ助成金を併用提案してもらった」
  • After(成果):「合計〇〇〇万円を受給でき、雇用を守れただけでなく、従業員のスキルアップも実現した」

このようにストーリー形式で記載することで、単なる金銭的なメリットだけでなく、社労士が関与することの付加価値(提案力や安心感)をアピールできます。

一方で、表現には細心の注意が必要です。 「必ず受給できます」「100%成功」といった断定的な表現は、景品表示法の優良誤認表示に抵触する恐れがあるほか、社労士法における「誇大広告の禁止」や「品位の保持」に反する可能性があります。

また、具体的な受給金額を掲載する場合も、あくまで「事例」であることを明記し、「※受給には審査があり、必ずしも受給を保証するものではありません」といった注釈を入れるなどのリスクヘッジが不可欠です。

「グレーな表現で煽って集客する」のではなく、「正しい情報を魅力的に伝える」こと。このコンプライアンス意識の高さこそが、結果としてユーザーからの深い信頼に繋がり、質の高い顧客(適正な報酬を支払ってくれる顧客)を引き寄せるフィルターとなります。

「選ばれるLP」で競合に差をつける

助成金集客は、LPの出来栄えが勝負の8割を決めると言っても過言ではありません。どれだけ広告費をかけても、受け皿となるLPの訴求力が弱ければ、穴の空いたバケツに水を注ぐようなものです。

しかし、これら全ての要素(セールスライティング、デザイン、法適合性)を満たすLPを、通常業務の片手間で自作するのは至難の業です。

「綺麗なだけのホームページ」ではなく、「営業マンとして機能するLP」を作るには、社労士業界の事情に精通し、かつWebマーケティングのノウハウを持ったプロフェッショナルの力が不可欠です。

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