結論から言うと違います。同じものではありません。似て非なるものです。
等級と役職の違いをわかりやすく表現してみると下記のようになります。
・等級は能力や役割、職務や成果に対する責任の大きさを定義したもの
・役職は組織運営上の役割名やポストを定義したもの
・等級は社内の格付け、役職は社外向けの格付け
・等級制度は人事制度上のもの、役職制度は組織上のもの
なので例えばこんなことも普通にありえます。
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管理職 6等級 部長職
管理職 5等級 課長職
監督職 4等級 係長職
監督職 3等級 主任職 係長職
一般職 2等級 一般職 主任職
一般職 1等級 一般職
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役職に関係なく能力に応じて等級を上げていくことができます。
ただ少しわかりにくい部分があるのも確かです。
上記に違和感があるのであれば例えばこんな感じでもOKです。
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管理職 6等級 部長職
管理職 5等級 課長職
監督職 4等級 係長職
監督職 3等級 主任職
一般職 2等級 一般職(中級)
一般職 1等級 一般職(初級)
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こちらの方がシンプルでわかりやすいので管理もしやすくなります。
ちなみに小規模企業向けの「人事パック」ではこちらを採用しています。
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